冬の乾燥肌知らずになれる3つのポイントと対策方法

寒くなってくると特に気になる肌のカサカサ。
最近では年中乾燥肌に悩まされる女性も多いのだとか…

そんなあなたのお肌の乾燥の原因知っていますか?
ひとことに乾燥といっても原因は様々なんです。

肌の乾燥の原因をしっかりと理解していくことが、乾燥肌を予防・改善するのに一番適した方法なんです。

そこで今回は乾燥肌の種類や原因、

  • スキンケア
  • 食生活
  • 生活習慣

の3つのポイントから改善方法をご紹介します◎

なぜ乾燥肌になるのか

乾燥肌とは?

一般的に乾燥肌とは、肌がカサカサしたり洗顔をした後に肌がつっぱる感じがしたりすることです。

専門的な用語では「ドライスキン」と言われています。

乾燥肌とはどのような状態なのかというと、皮脂分泌量の低下など肌の角質の水分含有量が低下している状態の肌のことを言います。

肌の水分というのは

  • 発汗
  • 皮膚から自然と蒸発

と、普通に生活をしているだけで失われて行ってしまうものです。

この角質の水分含有量は年齢、性別、体質、気候さらにライフスタイルなどに左右されることがほとんどですが睡眠不足やストレスなどの要因が重なることで乾燥肌は悪化してしまいます。

生まれつき肌の水分が少ないこともありますが、自分の肌に合わせたケアで対策を行うことで乾燥肌のお悩みを解決することも可能なのです。

乾燥肌の種類と原因

乾燥肌のタイプ 症状 対策方法
乾燥性敏感肌
  • 誤ったスキンケアで刺激を受けた肌の角質層が剥がれ落ちやすくなり刺激を受けやすくなった状態。
  • 敏感肌になるため、雑菌やほこりの影響を受けやすい
  • 肌の水分量が改善できる洗顔方法とスキンケアを行う。
  • 無添加などの肌に優しいスキンケア製品を使用。
脂性乾燥肌(混合肌)
  • かさつく部分と、べたつく部分が混在している肌のことで、一般的には混合肌と呼ばれる。
  • 日本人に多い肌と言われている。
  • 症状のポイントごとにスキンケア方法を変える。
  • 要因の1つである、ライフスタイルかストレスを解消する。
超乾燥肌
  • 乾燥肌が進行してしまった肌の状態。
  • 洗顔後のつっぱりや、肌の表面から白い粉が浮いている状態。
  • 季節やストレスによって影響を受ける。
  • 洗顔料の使用を控える。
  • 刺激の少ないスキンケア商品を選ぶ。
加齢性乾燥肌
  • 高齢にともない失われた水分が波及されず、乾燥が進んでしまった状態。
  • 肌に優しい無添加などのスキンケア用品を使う。
  • 冷房または暖房に当たりすぎない。
  • 食事で肌に良い栄養を摂る。
アトピー性皮膚炎
  • 皮膚が炎症し、強いかゆみがおこる。
  • 皮膚が傷ついたことで保湿能力が下がりやすくなる。
  • 皮膚科や専門医師による治療を行う。
  • 食べ物や炎症の原因となる成分を摂取しないようにする。

あなたの症状に当てはまるタイプは見つかりましたか?

乾燥肌の原因には様々なものがありましたが、自身の肌の乾燥の原因に合わせたケアをしないと別の症状を引き起こしてしまう可能性もあります。

特に通院しなければならない症状の場合は放っておかないようにしましょう。

乾燥肌を避けるために必要な成分

摂取しておくと乾燥肌の予防ができる成分があるんです。

セラミド

多くの化粧水に含まれている成分です。

この成分は皮膚の表面に存在しているので、食べ物からではなく化粧水などから直接肌に塗って摂取する方法が効果的です。

肌の外から保湿ケア

肌の保湿ケアといえば、スキンケアなど肌の外側からケアをする方法を1番に思いつくのではないでしょうか?

化粧水や乳液などのスキンケア用品を使った対策はもちろん、他にも肌を乾燥から守るための対策があるので見ていきましょう!

メイクはできるだけ早く落とそう!

夜、疲れて家に帰って来るとメイクを落とすのが面倒になりがちですよね。

しかしメイクを落とさないで寝るというのはやめましょう!
メイクというのは肌に負担がかかるものなので、肌のことを思うと1日のうちメイクをしている時間は短ければ短いほど肌の機能を損ないにくくなります。

できれば週に1回はメイクをしない日があると、肌を休ませることができて効果的です◎

クレンジングにも種類がありますが、乾燥肌におすすめなのは

  • ジェルタイプ
  • クリームタイプ
  • 石鹸
  • 植物性オイル

の4つのクレンジングです。

メイクが濃い場合は部分ごとに、使い分ける方法がおすすめです。

メイクを落とすときは、肌をごしごしとこすりすぎないように注意しましょう。

保湿効果を高める洗顔方法

誤った洗顔方法は、肌が乾燥してしまうひきがねとなってしまう可能性もあります。

洗顔をする際に気を付けるポイントを見ておきましょう!

肌を優しく洗う

肌をごしごしとこすってしまうと、肌の保水機能が低下してしまいます。

それだけでなく、こすることによって肌の炎症を引き起こすこともあるので洗顔をするときは洗顔料をしっかり泡立てて肌を優しく洗うようにしましょう◎

これは泡を洗い流すときも同様で、力を入れないでシャワーからのお湯を直接あてるのではなく手に取って洗い流しましょう。

顔をふくときはタオルでこするようなことをしないで、タオルを顔に当てて水分を吸い取るようにしましょう。

適温での洗顔

顔を洗う時は、水ではなくお湯を使って洗顔しましょう。

しかしお湯の温度が熱すぎないように気を付けましょう。

スキンケアでの乾燥対策

洗顔だけでなく、洗顔後のスキンケアも重要です。

スキンケアの商品を選ぶときは、先ほど紹介したセラミドが入った商品がおすすめです。
乾燥肌に効果のある成分はほかにもあるので選ぶときは自分に必要な成分の入ったものを選びましょう。

化粧水だけのケアは、水分が蒸発してしまう可能性もあるので乳液をつけて保護するようにしましょう。

また、化粧水はコットンで付けるよりも手のひらで使用すると肌への刺激を減らすことができます◎

ボディケアに関しては塗るだけで美白ケア♡おすすめボディクリーム10選を参考にしてみてください。

身体の中から保湿対策

肌の表面からのケアだけでなく、食べ物によって体の中から保湿を促すこともできます。

食の乱れは肌の乱れ!美肌を体の中から作る方法♡でもご紹介したように、食べ物というのは美肌を作るのに非常に大きな役割を果たします。

外からのケアに合わせて身体の内側から保湿ケアを行うことでより一層保湿効果が期待できます◎

乾燥肌になりやすい食生活

  • 加工食品中心
  • 冷たい飲み物や食べ物を良く摂る
  • アルコールを頻繁に摂取
  • バランスの偏った食生活(過度なダイエットによる食制限)

当てはまるものはありましたか?

この機会に当てはまるものは改善していきましょう。

乾燥肌に効果的な成分

  • タンパク質…卵、大豆、魚、肉、乳製品
  • オメガ3系脂肪酸…青魚、エゴマ油
  • 亜鉛…カキ、レバー、牛肉
  • ビタミン…緑黄色野菜、バター、フルーツ、ナッツ類

これらの栄養分をバランスよく摂ることで、美容だけでなく健康にも効果的です。

朝ごはんにしっかり食べることで、1日の栄養をバランスよく摂取しやすくなります。

また、カフェインも肌への刺激があるので控えるようにしましょう。

毎日の生活で乾燥肌を改善

汗をかいて肌を乾燥からカバー!

運動によって乾燥肌が改善することはあまり知られていません。

普段から食生活もスキンケアも意識しているのに、乾燥肌が改善されないというのは運動不足が原因となっていることもあるんです。

運動とは、肌のターンオーバーを整える効果が期待できますし汗をかくことで肌の皮脂膜がつくられるので美肌効果があるものなのです。

普段あまり運動をしないという方におすすめなのは、

  • スクワット
  • ウォーキング
  • ストレッチ

といった手軽に始めることができる運動です。

自分の体調に合わせて少しづつ始めてみましょう!

ストレッチについて詳しくはリラックスして痩せる!ストレッチダイエットの効果で紹介しています。

入浴しながらの時短ケア

乾燥肌の状態での入浴は肌を保護する機能が低下してしまっているので
お風呂から上がった際に、肌が入浴前より乾燥していたりかゆくなったりしてしまうこともあります。

お風呂での乾燥対策は

  • 入浴剤
  • 石鹸

で行うことができます。

入浴剤での乾燥対策

女子旅するなら温泉!美肌になれる温泉の入り方♡
以前の記事でもご紹介したように、お湯の成分による保湿効果は乾燥肌の対策にもってこいなんです。

温泉のように天然の成分だけではなく、入浴剤に含まれる成分でも保湿効果は期待できるので自宅での入浴でも入浴剤を使うだけで肌の保湿が期待できます。

入浴剤を購入する際は、無添加など肌への刺激が少ない商品を選ぶようにしましょう。

ボディソープでの乾燥対策

洗いながら保湿ケア!おすすめボディソープ6選!
以前の記事記事でもご紹介したように、ボディソープによって保湿ケアもできます。

乾燥肌向けのボディソープもあるので、チェックしてみましょう。

また、ボディソープだけでなく石鹸を使うこともおすすめです。

入浴後は、ボディクリームやオイルなどを使用して乾燥対策を行うとより効果が期待できます◎

ぐっすり眠ることが美肌へのヒントに

肌は眠っている間に作られるので、睡眠の質が落ちるとしっかりケアをしていても肌が回復しない場合もあります。

睡眠時間が不足すると肌の水分量が減ってしまい、乾燥肌につながります。

正しい睡眠方法を知りたい方はぐっすり眠るだけでOK!美肌へと導く正しい睡眠方法を参考にしてみてください。

また、寝室の中を加湿器などで保湿してあげるとより保湿効果が期待できます◎

まとめ

いかがでしたか?

肌が乾燥していると、化粧のノリも悪くなりなんだか老けて見えてしまいます。

ご自身の肌と向き合って乾燥の原因を見つけてみましょう!
保湿ケアを行っているのになかなか良くならないという場合は日々の生活環境に原因があるのかもしれません。

暖房や冷房のよく効いた空間は空気が乾燥しています。
持ち歩きの美顔器などでも乾燥対策もおすすめですが、人目が気になる場合は水分をこまめに摂取して身体の中から保湿する方法でも効果は期待できます◎

早めに乾燥対策を行って1年中乾燥知らずの肌を手に入れましょう♡