「ダイエット」というと運動をして汗を流してカロリーを消費する、というイメージがありますね。
汗をかけば痩せる!というわけではありませんが、汗は身体の毒素などを排出してくれるので
適度にかく汗はダイエットだけでなく美容や健康にも良いです。
運動をすればもちろん汗は流れますが、運動は苦手という方でも適度に汗をかく方法はあります!
今回はその中からサウナでできるダイエット方法とその注意点をご紹介します。
目次
サウナダイエットとは何か
サウナダイエットとは
サウナダイエットとは、サウナを利用したダイエットです。
温泉やスポーツジムにも設置してあることが多いですね。
サウナというと男性が利用するイメージですが、ダイエット効果もあるので女性にもおすすめです。
サウナに入ると当然ですが汗をかきますよね。
たったそれだけです。ダイエットへの効果がいまいちわかりません。
しかし、その「汗をかく」ということがダイエット効果の1番の理由なんです。
汗というのは、私たちの身体の中にある毒素や要らなくなったものを排出します。
身体のなかの無駄なものをしっかり排出することが痩せやすい身体への近道です。
また、身体が温まるので代謝をよくすることができます。
代謝が良いと普通に生活するだけでも痩せやすくなります。
サウナダイエットで痩せたという方もいれば、サウナダイエットと一緒に食事制限を行うことで痩せたという声を多く聞きます。
4つの効果
もちろんサウナの効果はダイエットだけではありません!
美容だけでなく、疲労軽減や免疫力アップなど健康面にも効果はありますが今回は美容面の効果をご紹介します。
むくみ解消
むくみの原因は様々ですが、塩分の摂り過ぎなどで血行やリンパの流れが悪くなってしまってしまっていることがほとんどです。
サウナに入ると、大量の汗をかくことで体内の余分な塩分などを排出します。
これによってデトックス効果が働き、むくみの解消につながります。
美肌効果
先ほども書いたように、サウナに入ることで代謝が上がるので肌のターンオーバーを整える効果も期待できます。
老廃物が排出されるので、肌の奥からどんどん新しい細胞が生まれることを助けてくれるのです。
さらに、ニキビの予防にもつながります。
サウナに通っているうちに、肌がつるつる!なんてことも夢ではありません♡
美髪効果
血行が良くなることは頭の毛穴が開くので、髪の健康に効果があります。
美髪になるためには、乾式サウナよりミストサウナのように湿度のあるサウナがおすすめです。
体臭予防
体臭の原因は体内の老廃物なんだそうです。
つまりは老廃物を排出できるサウナにはいれば臭いの原因をなくなる効果も期待できます。
サウナの種類
サウナには種類があります。
種類のよって温度が違ったり特徴があるので、自分のお気に入りのサウナを見つけてみましょう。
①乾式サウナ
一般的なサウナです。
フィンランド式のサウナと言われます。
このサウナは乾燥しているサウナで、蒸気を使いません。
温度は大体80度~100度の設定がされています。
②湿式サウナ
乾式サウナとは正反対です。
蒸気やお湯の湯気で温度を上げていきます。
室温は40度~50度と、低めなので高温が苦手な方でも入ることができるのではないでしょうか。
さらにこのサウナはアロマを使って、より一層リラクゼーションのある空間を作ることが可能です。
③遠赤外線サウナ
室温は75度~90度で、遠赤外線の効果を得られます。
家庭用のサウナはこのタイプが多いです。
④塩サウナ
全身に塩を塗って入ります。
汗で溶ける塩でマッサージができて、美肌効果が期待できます。
他にも電気ストーブ式やスモーク式、ガス式のものまであります。
効果的なダイエット方法
方法
サウナダイエットの方法はとてもシンプルで、ただサウナに入るだけです。
え、それだけ?
と思う方も多いかもしれませんね。
しかしサウナには1時間入ることで150㎉~180㎉を消費することが可能なんです。
ただサウナに入るだけと言いましたが、サウナに入るということは
- サウナに入って体を温める
- 出て水風呂で身体を冷やす
- 外の空気で身体を休める
という行動をすることを意味しています。
この3つを行うことでしっかりとサウナの効果を実感することができます。
効果的な入り方
方法はとても簡単ですが、以下のことを気を付ければよりダイエット効果が期待できます。
①身体を清潔にしてから入る
お風呂に入る前には身体を洗うのが一般的ですね。
これにもしっかり理由があります。
それは身体を清潔にすることで毛穴の汚れをきれいにするためです。
これによって毛穴からでる汗の邪魔をしないので、老廃物の排出を促します。
②1回10分~20分
サウナは長く入れば入るほど良いというわけではないんです。
入りっぱなしでは汗をかき過ぎて脱水状態になってしまい、体調を崩してしまいます。
それを防ぐために一度のサウナは10分~20分にしましょう。
サウナの温度に合わせて時間は調節しましょう。
外に出た時はしっかり休憩するようにしましょう。
休憩するときは横になったり、外の空気に当たったりして汗をしっかりひかせましょう。
この流れを数回繰り返しましょう。
③食事前に入る
食事前に運動をしたほうが効果があるのと同じように、サウナも食事前に入ると食欲を抑える効果も期待できます。
しかし、あまりにも空腹な状態でサウナにはいると体調を崩してしまう可能性もあるので気を付けましょう。
④入る前にコップ1杯の水を飲む
体内に水分が足りない状態では、十分に汗をかくことができません。
コップ1杯程度の水と飲んでおくだけでデトックス効果がより期待できます。
この時飲む水は冷たすぎると身体を冷やしてしまうので、できるだけ常温に近いものを飲むようにしましょう。
⑤マッサージを行う
サウナに入った後は、代謝が上がっているので痩せやすい身体になっています。
そのため身体が温まっている状態でのマッサージは普段のマッサージより、効果的です。
マッサージはむくみ解消だけでなく脂肪の燃焼効果も期待できます。
注意点
簡単に行えそうなダイエットですが、注意しないと体調を崩したり病気の原因となってしまうこともあります。気を付けて行いましょう。
①長時間はいらない
先ほども述べたように長時間サウナで汗をかくと脱水症状になってしまいます。
20分以上は入らないようにしましょう。
②食後すぐの満腹な状態では入らない
満腹な状態で血行が良くなると気分が悪くなることがあります。
反対に空腹の状態でも貧血になる可能性があるので避けるようにしましょう。
③水分補給を欠かさない
水分をしっかりとらないと、脱水状態になります。
また、血液に水分が足らないと血が固まりやすくなってしまうので脳こうそくなど病気の原因にもつながってしまいます。
サウナに入る前後だけでなく、休憩の際にも水分補給を欠かさないようにしましょう。
④急に身体を冷やさない
しっかり汗を引かせるために、身体を冷やすことは大切ですが急に冷やすことは身体への負担が大きすぎるのでやめましょう。
サウナから出て冷水を浴びる場合や、水風呂に入るときは真夏にプールに入るときと同じように手先や足先など身体の端から徐々に心臓に水がかかるようにしましょう。
サウナが苦手でもできる方法
温泉が苦手だったり、狭いところが苦手だったり、暑いところが苦手だったり。
サウナがあまり得意でない人も多いのではないでしょうか。
しかし、サウナの効果はサウナでしか得られないわけではありません。
他の方法でもサウナと同様の効果がえられるんです!
ホットヨガ
ホットヨガとはサウナのような環境でヨガを行うのですが、サウナに比べて低い温度の空間で行います。
サウナと同じように汗をしっかりかくことができますし、代謝を上げて痩せやすい身体づくりができます。
サウナスーツ
サウナスーツは身体の外から身体を温めて、中から身体が温まることと手助けしてくれます。
着るだけで痩せるということはありませんが、汗をかきやすくなるので同じ運動をするなら着ていたほうがより効果をえられるのだそうです。
100円均一でも購入することができるので、すぐに手に入れることができます。
岩盤浴
サウナに比べて低温な岩盤浴は、高温の空間が苦手な方におすすめです。
サウナというと座っているイメージですが、岩盤浴は温かい岩盤の上に寝転がるものが多いです。
暑すぎないので身体の内側からしっかりと温まることができます。
半身浴
半身浴は知らない人とお風呂に入ったりするのが苦手な方におすすめです。
自宅で簡単に行える半身浴も、身体を温めデトックス効果も期待できます。
しかし、半身浴だけではサウナほどに汗をかくことができないのでしっかり汗をかきたい方には向いていないかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
サウナなら激しい運動なくとも汗をかくことができますね。
仕事帰りのサラリーマンのイメージがあるサウナは、楽にできるダイエット方法の1つだったんです!
サウナに期待できるダイエット効果は、痩せてきれいになるだけでなく美肌になれたりラックスできたり様々なものがあります。
サウナダイエットは即効性がないので継続する必要があります。
しかし、続けることによって痩せやすい身体を手に入れることができるのでリバウンドする心配がありません。
サウナが苦手な方用に紹介したものも同じように継続することが大切です。
痩せやすい身体になれば食生活や普段の生活習慣でも自然と痩せていくことが可能です。
さらに、このサウナダイエットはサウナに入るだけでなく食事制限やストレッチなどのダイエットと同時に行うことでより一層ダイエット効果が期待できるようになるのです。
今回紹介した、注意する点を意識しながら健康的に思想の体型に近づきましょう!