食事制限に運動…いろいろ試したのに痩せられない!なんで?
と、悩んでいませんか?
その痩せない原因は体温にあるかもしれません。
体温が低いと痩せにくくなってしまうんです。
そんな体温を上げるためのに効果的であるとされているのが「温活」なんです。
今回は、詳しい温活のおこない方とポイントをご紹介します。
目次
「温活」って良いこと尽くし
温活とはよく聞くようになりましたが、実際何がどのように身体に良いのかいまいちわかりません。
具体的にどのような効果があるのでしょうか?
温活とは
温活とは身体を温めることで、基礎体温を適切な温度まで上げることをいいます。
理想の体温は36.5℃~37.0℃であるといわれていますが、現代人は昔に比べて低体温の女性が増えているといわれています。
体温が下がってしまう理由はさまざまですが、体温が下がってしまうと肥満やむくみの原因になるだけでなく、冷え性やひどい生理痛、免疫力が弱まるなど辛い症状に悩まされることも多くなります。
体温はすぐに上げることは出来ませんが、1℃体温が上がるだけでかなり変化します。
なんだか身体が冷える…そう感じている時が温活の初め時です◎
温活の効果
温活によって体温が上がると身体に良い変化がたくさんあります。
特にダイエットは私たちの体温を下げる原因になりがちです。
痩せたいのに痩せられないのは体温が下がっているからかもしれません。
体温が上がる=代謝アップ
代謝がアップすると消費エネルギーがアップします。
体温が低い状態が太りやすいとされているのはこれが原因です。
消費エネルギーがアップすると運動量が同じでも痩せやすさは大きく変わります。
ダイエットのために運動をしてもなかなか効果が感じられなかったのが、体温が上がることで劇的に変化するかもしれません。
具体的にいうと、体温が1℃上がると代謝量が13%上昇するといわれています。
この1℃の違いで100㎉以上消費量に違いができるんです。
100㎉を消費しようと思うとかなり運動しないといけませんよね。
体温が上がるだけで消費できるというなら温活はダイエッターにとってとても魅力的ですね。
体内循環の促進
体温が上がると体内の血液の流れも促進されます。
体内の循環が良くなると
- 免疫力アップ
- 老廃物の排出を促す
- むくみ予防
- 肌のターンオーバーの促進
といった効果が期待できます。
温活で体温を上げることはダイエット効果だけでなく、健康・美容面にも効果が期待できます
「温活」の方法は様々
温活といっても様々な方法があります。
先ほども言ったように、体温はすぐには安定しません。
温活は継続することが大切なのです。
自分の生活に取り入れやすい方法で毎日に取り入れていきましょう。
方法① 生活習慣で温活
温めると効果的な“3つの首”
「首・手首・足首」
この3つの首は温めるように意識しましょう。
それはこの部分は皮膚が薄く、太い血管が通っている部分です。
とくに首が冷えると全身の体温が下がってしまうんです。
これらの3つのポイントを意識的に温めることで、身体が冷えることを防ぎます。
入浴で始める温活
入浴というのは昔から日本で行われてきた習慣ですが。
最近は時間がないとか、面倒といった理由でシャワーだけですませてしまう人が増えてきています。
入浴は温活に直接効果が期待できる方法です。
できるだけ1年を通して入浴するようにしましょう。
理想的な入浴方法は全身を40℃以下のお湯に30分ほどつかる入浴法です。
そんなに時間がとられるのは厳しい!
という方は41~42℃のお湯に5分~10分入浴する高温入浴がおすすめです。
お湯の温度をあげすぎないように注意してくださいね。
熱いお湯が苦手な方は、半身浴でも効果は期待できます。
注意点
- アルコールを飲んだ直後はおこなわない
- 水分補給を十分におこなう
- 休憩をはさみ、無理をしない
また、夏場の入浴は避けたいという方には足湯がおすすめです!
足湯はお風呂でなくてもできるので、時間がない方でもリラックスタイムに行うことができます。
足湯だけではいまいち効果が薄れてしまう気がしますが、入浴と同じ効果が得られます!
とくに脚の血行が改善されやすいので脚のむくみ改善にも効果的です。
部屋の湿度を上げる
じつは湿度が違うだけで体感温度が変わってくるんです。
同じ温度であっても湿度が高いほうが部屋が暖かく感じます。
お風呂を出た後に部屋が寒く感じるのと同じ感覚です。
とくに冬は部屋が乾燥するので、肌の保湿も兼ねて部屋の湿度を高くしてみてください。
身体の芯からじんわりと温まります。
方法② 食生活で温活
温かい飲み物で身体の中から温める
温かい飲み物は身体の中から温まるのでほっとしますね。
しかし、温かいものでも体温を下げてしまう飲み物もあります。
それぞれの飲み物の特徴を知り、温活に適した飲み物を選びましょう。
◎温活におすすめの飲み物
- 紅茶
- 生姜湯
- ココア
- 白湯
◎身体を冷やす飲み物
- コーヒー
- 緑茶
- 牛乳
- グリーンスムージー(身体を冷やす野菜を使用したもの)
シナモンや生姜のように身体を温める効果のあるものを足して飲むと、より温まることができます◎
身体を温める食べ物を食べる
身体を温める食べ物とは、ただ温かい食べ物を食べることではありません。
食材自体が身体を温める効果を持っているんです。
この身体を温めてくれる食材を食べることで効果的に身体を温めることができます。
◎寒い地域・寒い季節に採れるもの
寒い地域で育つ食べ物は、その土地の人の身体を温める効果をもって成長します。
温かい地域で育った食べ物のほうが暖かそうなイメージがありますが、それらには身体を冷やす特徴があります。これと同じ原理で、夏に採れる食べ物は身体を冷やしてしまいます。
冬が旬の食材を選ぶようにしましょう。例 かぼちゃ・さくらんぼ・りんご
◎土の中で育つもの
“根菜”という野菜の種類を聞いたことはありますよね。
これに分類される土の中で育つ野菜は身体を温める効果があります。
例外として、大根のように身体を冷やす食べものもあります。例 レンコン・ごぼう
これらの食べものも生で食べるより、温かく調理をして食べましょう◎
身体をあたためる効果が期待できます。
方法③ 運動で温活
身体を温めるのに効果的なのは筋肉量を増やすことです。
しかし、筋肉量はすぐに増やせるものではありませんね。
少しずつ無理のない運動を始めていくのがおすすめです。
普段のちょっとした行動をかえてみる
毎日の生活のなかで少しでも運動量が増えるように意識してみましょう。
エレベーターをやめて階段を使うとか、ちょこちょこ動くようにするとか
小さなことでもいいのです。
これだけでも身体の筋肉がほぐれて運動量を増やす効果が期待できます。
ゆるいストレッチ
運動が好きでない人におすすめの方法です。
リラックスして痩せる!ストレッチダイエットの効果
でもご紹介しているようにストレッチはダイエットにも効果的です。
朝少しだけ早起きをしてストレッチをしてみてください。
体温が緩やかに上がるので気持ちよく1日が過ごせるようになります。
インナーマッスルを鍛える
温活を機会に運動の習慣つけてみるのもおすすめです。
特にインナーマッスルを鍛えることで身体の中から体温を上げることができます。
30日チャレンジの種類と正しいダイエット方法を知ろう◎
30日チャレンジは運動を始めるのにおすすめです。
徐々に鍛えることができるので、体温を上げる+ダイエット効果どちらも期待できます。
効果を高める方法と避けたい行動
効果を高めるポイント
温めポイント
- 首…ここは熱の出入り口です。蒸しタオルなどであたたためるのがおすすめです
- 腰…生理痛などで悩んでいる方はここを念入りに温めましょう
- 二の腕の裏…手足の先と違って気づかない間に冷えてしまっています
- 膝の裏…意外と冷えがちです。入浴中などにマッサージしてあげましょう
外と中から温める
身体の外と中両方から温めると効果的に温めることができます。
身体の外から温める方法は
- カイロなどで直接温める
- 腹巻を使う
- 入浴
など様々です。
しかしどうしても外からだけでは安定しません。
身体の中から温める
- 食べもの
- 飲み物
などでうまく体温を安定させてあげましょう。
身体を冷やすNG行動
脚を組む
脚を組むといった行動は身体にゆがみを引き起こします。
身体のゆがみは血流が滞る原因になります。
骨盤がゆがむと、そこを起点に身体全体がゆがんでしまいます。
О脚や猫背なども原因の一つです。
ストレスをためる
ストレスは身体の血管を収縮させてしまいます。
適度に運動などをしてリフレッシュしてあげましょう。
アルコールの過剰摂取
アルコールを飲んだ時、身体がぽかぽかしますね。
そのため身体が温まっていると勘違いしがちですが、利尿作用があるので冷えの原因となります。
また、体内の水が均等に排出されるわけではないので下半身にたまった水分で翌日のむくみとなるのです。
お酒を飲むときは「飲む過ぎない」ことを意識しましょう!
温活を助けるおすすめグッズ
あずきのチカラ
出典:あずきのチカラ
780円/1個
このあずきのチカラはアイマスクだけでなく、肩を温めるタイプ、お腹を温めるタイプがあります。
また、何度も繰り返し使うことができるのでコストパフォーマンスもいいですね◎
温美浴
出典:Amazon
血行促進や代謝アップを助けてくれる入浴剤です。
入浴剤の力を借りれば、入浴での代謝アップの効果もより期待できます◎
さらに美容成分のあるものを選ぶと美肌効果もきたいできますね。
腹巻
1,393円(税込み)
腹巻は温活には欠かせないアイテムです。
シルクなど、薄手の腹巻は普段の生活でも服に響くことなく使用することができます。
夜寝る時も腹巻をするだけで体温ががらっと変わるといわれています。
最近は温活ブームもあってお洒落な腹巻も多く販売されています。
お気に入りを見つけてみてください。
身体の中心からぽかぽかできます◎
まとめ
いかがでしたか?
女性にとって冷えは大敵です。
朝晩、白湯を飲むだけでも体温は変わってくるといいます。
小さな行動では変化はなさそうですが続ければ必ず変化を実感できます。
温活女子になって冷え知らずになりましょう♡