ふと鏡に写る自分をみた時に、顔のテカり気になったことはありませんか?
スキンケアはしっかりしているのに時間が経つとどうしてもテカってしまう。
その原因はオイリー肌(脂性肌)にあるかもしれません。
実はこのオイリー肌、日本人には多い肌タイプで悩まされている方は意外と多いんです!
私たちの肌は人によって特徴があるということは
【肌のタイプ別】正しい毛穴ケアで美肌を手に入れよう!でもご紹介しているように
肌のタイプに合ったスキンケアをしないと肌トラブルを起こし兼ねません…
しかし、正しいスキンケアをしてあげればべたつきの無いさらさらした肌に生まれ変わることも可能なんです◎
そこで今回はオイリー肌の原因を探り、肌トラブルの解決策をご紹介します!
目次
1、脂性肌(オイリー肌)とは
6つの肌タイプ
オイリー肌についてみていく前に肌のタイプを確認しておきましょう。
<大まかな肌タイプ>
- オイリー肌(脂性肌)…肌がギトギトしてテカりやすい肌
- 乾燥肌…ツヤがないうえにダメージを受けやすくカサカサしている肌
- 混合肌…顔のポイントごとに肌質が違う肌
- 敏感肌…刺激に弱く敏感で、乾燥しやすい肌
- 年齢肌…肌にツヤやハリがなくたるみが気になる肌
- 普通肌…ツヤがあり、しっとりしている理想的な肌
この見分け方は洗顔後の肌の状態から確認することができます。
今回注目する脂性肌は洗顔をした5~10分後に肌になるとべたつきを感じます。
脂性肌がべたつくわけ
オイリー肌とは簡単に言えば“皮脂の分泌が過剰になっている肌”のことです。
一般的な普通肌に比べて皮脂量も水分量も多い肌です。
肌の乾燥を防ぐためにおこなわれている皮脂の分泌は、皮脂腺を増やしたり合成したり分泌を活性化させる役割をもつホルモンによって調整されています。
つまり、生活習慣の乱れやストレスなどによってホルモンバランスが崩れるとこれによって皮脂の分泌が過剰になってしまうんです。
肌がべたついてしまう時期というと思春期が思い浮かびますね。
これは思春期にホルモンが活性化してしまうことが原因なのですが
じつは、30代から40代にかけてもホルモンの分泌が過剰になり脂性肌になりやすいんです。
同じ年代でも思春期に肌がべたつきやすい傾向にあった女性は、40代になっても脂性肌になりやすい傾向があるといわれています。
このホルモンの働きによるべたつきだけではなく、遺伝的に脂性肌になりやすいというケースもあります。
こうなってくると脂性肌とは治せないものなのでは?
と感じる方も多いかもしれませんが原因別に対策をおこなえば改善することができますよ。
2、脂性肌(オイリー肌)の原因
気づいたら肌がべたつくようになった。とか
最近化粧崩れが気になる。というかた、脂性肌になってしまっているかもしれません。
脂性肌になる原因は様々です。
原因をしって対策方法を見つけましょう◎
誤ったスキンケア
スキンケアは肌タイプにあったケアをしないと肌トラブルの原因となってしまいます。
特に脂性肌の方、べたべたするからといって皮脂を落とし過ぎていませんか?
ついごしごしとこすってしまう。それ今すぐやめましょう!
肌の皮脂というのは本来は肌の水分の蒸発を防いだり、外からの雑菌から肌を守るためのあります。
これを必要以上に取り除いてしまうことは肌の乾燥を引き起こします。
すると肌の乾燥を防ぐためにその分皮脂が分泌されてしまいます!
さらに強くこすることで肌を刺激してしまうのでこれも皮脂の過剰な分泌の原因となります。
スキンケアのあとの保湿も忘れないで行いましょう。
べたつくからと保湿を怠ると乾燥の原因になりますよ。
肌が乾燥することは脂性肌へとつながっていることを忘れないようにしましょう!
油分の多い食生活
先述したように、脂性肌とは肌の皮脂が基準以上に分泌されてしまっている状態のことをいいます。
肌の皮脂は食べものによって摂取した油の量も関係しています。
そのため脂っこいもののように脂肪分が多い食べ物を食べると肌もべたつきやすくなってしまいます。
脂肪分の多い食べ物
- バター
- 脂身の多い肉・魚
- 生クリーム
- チーズ
- チョコレート
- フライドポテト
- ファストフード
- スナック菓子
ファストフードのように高カロリーで栄養バランスの悪いものは、脂質が多いので直接的な原因になりやすいです。
チョコレートによってニキビができるというのも、皮脂の分泌が過剰になってしまうことが理由です。
生活習慣からくるホルモンバランスの乱れ
不規則な生活習慣を送っていませんか?
こちらは思春期というよりかは大人になってからの脂性肌の原因になりがちです。
とくに働く忙しい女性にはこれが原因で脂性肌に悩まされる方も多いんです。
皮脂の分泌に関わるホルモンは男性ホルモンの「テストステロン」と「アンドロゲン」です。
男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れてしまうと、男性ホルモンの働きが活発になることから皮脂の分泌が過剰になってしまうんです。
男性のほうが肌がべたつきやすいのはこれが原因です。
生活習慣の乱れからくる睡眠不足もホルモンバランスの乱れを引き起こします。
睡眠不足によって自律神経が乱れてしまうことが原因です。
ストレスホルモンの肌への影響
ストレスが肌トラブルを引き起こすことはよく知られていますね。
それは、ストレスを感じると分泌される「コルチゾール」というホルモンが原因です。
このホルモンは抗ストレスホルモンですが、男性ホルモンを増加させる働きがあります。
ストレスを感じることで男性ホルモンが活発になってしまい皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
たばこが原因で引き起こす肌トラブル
タバコが皮脂を増加させる原因を作り出すことしっていますか?
タバコをすうとストレスを感じたときとおなじホルモンが分泌されます。
男性ホルモンの働きが活発になるので皮脂が多くなってしまいます。
また、喫煙は血流も悪くなるので代謝が悪くなってしまいます。
このために肌のターンオーバーが乱れてしまうんです。
肌のターンオーバーは乱れると肌が乾燥しやすくなり皮脂を分泌するようになってしまいます。
乾燥に加えて肌が敏感になってしまうのでちょっとした刺激にも過剰に皮脂を分泌する肌になってしまいます。
空気の乾燥から起こる肌の乾燥が引き起こすべたつき
夏に比べて冬は肌がべたつきにくいので脂性肌が気になる方にとっては過ごしやすいかもしれませんが、気にならないということは肌が乾燥しているということです。
肌の乾燥は皮脂の分泌を過剰にする原因となってしまいます。
乾燥しやすい時期はいつもより肌の保湿ケアを意識しましょう。
乾燥を防ぐことは肌代謝を乱さないことにも効果的です。
遺伝による脂性肌
生まれつき皮脂が分泌されやすい肌を持っている方もいます。
これは肌質を変えることは難しいですが、皮脂の分泌を促す原因を根本から改善することでうまく付き合っていくことができます。
加齢による肌機能の低下
歳を重ねると保湿成分が作り出されにくくなるので、どうしても肌が乾燥しやすくなってしまいます。
さらに肌代謝も低下してしまうのでターンオーバーも乱れてしまいます。
肌代謝を高め、保湿ケアをすることで完全されるでしょう。
べたつくのに乾燥しているインナードライ
脂性肌に悩む方のほとんどがインナードライという肌で、肌の乾燥が原因となって皮脂の分泌が過剰になっています。
そのため肌の表面はべたついているのに洗顔後などは乾燥を感じたりします。
これは肌が乾燥したことによって肌を守るために皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
インナードライでも肌はべたつくので脂性肌を気にして誤ったスキンケアや洗顔をすることでさらに乾燥が悪化してしまうことが多いです。
これはしわやシミの原因ともなりがちです。
早めの乾燥対策が必要となってきます。
3、改善方法
脂性肌向け!正しい洗顔&スキンケア方法
基本的な洗顔方法はもちろん、べたつく肌にはこだわった洗顔をしましょう!
ポイント① 1日2回洗顔料を使って洗顔する
原則、朝と夜の2回に洗顔するようにしましょう。
乾燥肌や敏感肌の方は洗顔料は1日1回でよいのですが、脂性肌の方は2回の使用をおすすめします。
しかし、皮脂を落とし過ぎることと肌を刺激しすぎることは脂性肌の原因となるので、
油分を落としやすい固形石鹸などを使用して優しく洗い流すようにしましょう。
ポイント② 洗顔料を泡立てて優しく洗う
油分を落とすにはごしごしとこすることが効果的に思われますが、
肌を刺激してしまうのでやめましょう。
洗顔料をしっかりと泡立てて使うことで、優しくなでるだけでもしっかり汚れを落とすことができます。
ポイント③ 引き締め効果のある化粧水を使用
脂性肌におすすめなのは、保湿効果の高い化粧水よりも
肌を引き締めて調子を整えてくれる化粧水がおすすめです。
引き締めることで無駄な油分を取り除いた肌の毛穴の引き締めも目指しましょう。
ポイント④ 保湿ケアはしっかり
化粧水をした後肌がさっぱりした状態を保つために乳液や保湿クリームで保湿しましょう。
保湿ケアは化粧水の成分を蒸発しないで保護してくれます。
しかし、脂性肌の方は塗りすぎないようにしましょう。
肌の表面に薄く塗って保湿しましょう。
食生活で脂性肌対策
食の乱れは肌の乱れ!美肌を身体の中から作る方法♡でも紹介しているように、
食生活で脂性肌をケアすることができます。
脂性肌ケアに効果的な食材の働き
- 代謝をよくする
- 皮脂の酸化を防ぐ
- 老廃物を排出する
この働きをする食材を選ぶようにしましょう。
おすすめの栄養素
- ビタミン
- タンパク質
- 食物繊維
- カリウム
- オメガ3系脂肪酸
といったようなものを選ぶようにしましょう。
ご飯を食べるときは白米よりも玄米、肉よりも肌に良い脂の魚
といったように食材選びの参考にしてくださいね◎
正しい生活習慣で健康肌に!
不規則な生活による寝不足や、ストレスが肌に与える影響は脂性肌だけではありません。
朝少しだけ早起きをしてストレッチをすることで
ストレスの解消にもつながります。
適度な運動と十分な睡眠時間で健康肌を目指しましょう!
詳しくは
でご紹介しています。
まとめ
いかがでしたか?
脂性肌の原因をまとまてみると
乾燥が脂質を過剰に分泌する原因となっていることが見えてきましたね。
肌の乾燥は肌の老化を進行させる原因にもなります。
自分の脂性肌の原因を見つけることで根本的に肌質の改善ができます。
適切なケアで健康肌を手に入れましょう!