唇も日焼け対策を!紫外線予防にケア方法&おすすめアイテム5選

外出から家に帰った時に、唇がヒリヒリしたりしませんか?

その症状、紫外線の影響かもしれません。

毎日の日焼け止めは欠かせない!という方でも、唇の紫外線予防は見おとしてしまいがちです。

ひどいときは紫外線の影響で唇が荒れてしまうこともあります。
唇は人の印象に残りやすいパーツです、いつもうるツヤリップでいたいですよね!

そこで今回は、毎日おこないたい唇の紫外線予防とケア方法に加えておすすめのアイテムをご紹介します。

唇が日焼けするとこうなる

唇は顔の中でも皮膚が薄い部分です。

日焼けケアがおこなわれないことがほとんどですが実は紫外線によるダメージを受けやすい場所なんです!

日焼けした唇の症状を知っておきましょう。

唇と他の肌の違い

唇が日焼けするといっても肌のように黒くなるわけではありません。

日焼けのメカニズムは同じなのですが、肌が違うので症状が変わってきます。
そのために、ケアをしなくても症状がでるまで日焼けに気づけないことが多いのです。

<他の肌との違い>

  • 皮膚が薄いので紫外線の刺激を直接受けやすい
  • メラサイトが少ないので紫外線を受けても黒くならない
  • 皮脂腺がないので乾燥しやすい
  • 皮膚の色が濃いので変化に気づかない

唇の日焼けの症状

では唇が日焼けしたらどのような症状になるのでしょうか。

症状① 唇が乾燥する

冬など乾燥が気になる時期に起こりやすい唇の乾燥が日焼けが原因で起こる場合があります。

先述したように唇は水分を保つことが難しいため、紫外線によって蒸発しやすくなってしまうのです。
日焼けをすると水分は蒸発し、乾燥してしまいひび割れなどを引き起こします。

症状が悪化すると皮がむけたり、ひび割れした部分から出血することもあります。

症状② 唇が老化する

紫外線の影響で乾燥した唇は潤いを失っていきます。

すると、今まではなかった縦に入るが気になるようになったり
唇のツヤやハリがなくなっていきます。

症状が進むと見て分かるほど唇の老化が進んでしまいます。

症状③ 唇がくすんでいく

本来肌の日焼けは「肌荒れの原因は日焼け止め!?肌にいい日焼け止め&4つの選び方」でも紹介したように、
肌を紫外線から守るために作られるメラニン色素が原因で色が黒くなる症状が生まれます。

唇にはこのメラニン色素が少ないので、肌のように真っ黒になることはありません。
それでも日焼けを繰り返すとメラニン色素が徐々に沈着していってしまいます。

また、メラニン色素が少ないとその分直接紫外線の影響を受けてしまうので炎症を起こしやすくなります。
この炎症が良く感じるヒリヒリ感なのです。

炎症が悪化すると水ぶくれが出来ることもあるので注意しましょう。

絶対に日焼けしたくない!紫外線から唇を守る方法

唇が1度炎症すると改善するまで時間がかかります。

日焼けをしないようにできる紫外線対策を知っておきましょう。

紫外線対策の方法

対策① 紫外線に直接当たらないようにする

外出をする際はどうしても紫外線に当たってしまうものです。

これは、顔にも言えることですがどうしても日焼け止めでは防ぎきれない紫外線もあります。

そこでシンプルな対策ですが、紫外線に当たらないようにしてみましょう。
とはいっても外出しないわけにはいかないので、日傘や帽子を使って顔に日陰を作りましょう!

日傘や帽子にも、UVカット素材で作られたものを使用しましょう。
顔に直接日光が当たらないだけでも効果は期待できますよ。

対策② UVカット効果のあるリップクリームを使う

リップクリームの中には、保湿効果だけでなく「SPF・PA」の表示のあるUV対策のできるリップクリームがあります。

顔に日焼け止めを塗る時と同じタイミングで、リップで日焼け対策をおこないましょう。

日焼けしてしまった唇のケア方法

紫外線対策をしていても、万が一日焼けしてしまった場合はしっかりとケアをおこなってあげましょう!

日焼け後のケア方法

方法① 皮をむかない

日焼けをすると、乾燥が原因で唇の皮がむけることがあります。
この皮きになりますよね。

ついついめくってしまいがちですが、めくってはいけません!

めくってしまうと表面の皮膚が薄くなり、さらに刺激を受けやすくなってしまいます。
刺激を受けると、炎症につながる恐れがあるのでそぉっとしておきましょう。

むける皮が気になる場合は、上から保湿リップを塗るなどしてケアをおこないましょう。

方法② 食事の際は唇が汚れないようにする

日焼けをした後は、唇が敏感になっています。

この時に塩分や辛い物といった食べ物が唇に当たると、刺激へとつながってしまうことがあります。
日焼けをしてしまったら出来るだけ唇には触れないようにして食べましょう。
ついてしまったらしっかりとふき取って唇に残らないようにしましょう。

このとき、舌でなめるのはやめましょう。
舌でなめることは唇の乾燥につながります。

方法③ 日焼け後はメイクを控える

リップのメイクは唇への負担が大きいです。

日焼けをした後は控えるようにしましょう。

どうしても…という場合は、直接リップや口紅を塗らないで保湿をしてから重ね塗りをするか
色がついたリップクリームで代用しましょう。

早く日焼けを治すためには我慢も必要です。

リップケアで潤い唇をゲットする方法&おすすめアイテム5選

方法④ 薬用のグロス美容液を使う

リップグロスの中には、UVケアをしながら使うことが出来るグロスが販売されています。

このグロスは美容成分も含まれているので唇に潤いも与えて、乾燥のケアをしてくれます。

リップクリームに比べて値段は高くなりますが、1本で様々な働きをしてくれるので1本持っていたらとても強い味方になります。

UVカットリップの選び方

唇に日焼け止めは使うことが出来ません。

そこで、唇の日焼け予防に用意してほしいのが「UVカットリップ」です。

UVカットリップにも種類がありますので、選ぶときのポイントをご紹介します。

ポイント① SPF・PA値で選ぶ

日焼け止めには「SPF・PA」という日焼け止めの効果の度合いを示す数値が記載されています。

SPFが数値で書かれているもの、PAが+であらわされているものです。

SPF・PAに関して詳しくは「塗ればいいってもんじゃない!美肌を守る日焼け止めの裏技♡」で紹介しています。

数字が大きいほど紫外線のカット効果が高いので長時間の外出の日や日差しの強い日は強いものを使い、日差しの弱い日は弱いものを使うというように使い分けることがおすすめです。

ポイント② 唇に優しい成分かどうか

紫外線のカット効果の高いものは、その分唇への刺激が強くなってしまいます。

敏感肌の場合は、それらの刺激も控えることがおすすめです。

そこで選ぶときは、無添加のリップクリームやオーガニック素材のリップクリームを選びましょう。

紫外線吸収剤など刺激の強い成分がが含まれているリップクリームは避けましょう。

ポイント③ 保湿成分が含まれているか

一年中保湿リップクリームを手放せないという方もいるほど、唇は乾燥しやすい箇所です。

そのため保湿効果の高いリップを選ぶことで、乾燥を防ぎながら紫外線対策もできます。

選ぶときは、はちみつシアバターといったように天然素材の保湿成分がより効果的です。

ポイント④ 用途に合わせて選ぶ

毎日のメイクで、口紅を使い分けるようにリップも使い分けてみましょう。

色がついているリップであれば時間がないときでも1本でメイクが仕上がります。

しっかりメイクをしたいときは無色のリップに口紅を重ね塗りすることで、乾燥を気にしないでメイクを楽しむことが出来ます。

香り付きのタイプも販売されているのでお好みのリップを見つけてみてください。

色や香り付きのタイプは刺激となる成分が入っていることもあるので注意しましょう。

唇の日焼け対策におすすめのアイテム

ニベア リッチケア&カラーリップ

SPF20・PA++
ニベア

保湿効果の期待できるニベアのUVカットリップクリームです。

SPF・PAが程よく、日常生活における紫外線は十分にカットしてくれます。
美容成分が配合されているので、唇が荒れている状態でも使用が可能です。

ケアしながらも発色が良く使いやすいです。
カラーは「シア―レッド」「フレンチピンク」「スモーキーローズ」から選ぶことが出来るので、好みの色を選ぶことが出来ますね。

1本でケアとメイクが出来るので、ちょっとしたお出かけの時の口紅としても使えると評判です◎

エチュセ リップエッセンスa

SPF18・PA++
1,200円
エチュセ公式サイト

唇用の美容液として人気のグロス美容液です。

ハイパーグロスオイルを配合しており、唇の荒れのケアや乾燥予防に効果的です。

パッケージも可愛く人気を集めています。
唇に血色を与えてくれるのでこれだけでもお出かけに使用できます。

保湿効果が高いのでベタつきが苦手な方は、日中使いではなく保湿ケアへの使用をお勧めします。

ロート製薬 メンソレータム ティープモイスト

SPF20・PA+
450円
ロート製薬

ロート製薬の販売するUVカットリップクリームです。
リップといえばメンソレータムを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか?
定番のリップクリームですが、UVカットタイプも販売されているんです!

潤い成分を配合している高保湿タイプで、唇の荒れや乾燥を潤いで防いでくれます。

手ごろな価格で購入できるのも人気の理由です。
UVカットのない高保湿タイプもあるので寝る前の乾燥対策にはそちらがおすすめです。

楕円タイプのリップクリームは珍しいので試してみるのも良いかもしれません。

ママバター ナチュラルシアバターUVケアリップトリートメント

SPF12・PA++
800円
ママバター公式サイト

2018年にリニューアルしたママバターのリップクリームです。

天然成分の保湿成分ですので、唇に優しく使用できます。
ノンシリコン・ノンケミカルで敏感肌の方にも安心のリップクリームです。

固めのリップクリームなので、温めながら伸ばしていくことでしっかりと馴染ませることが出来ます。

白さが気になるという声が多いのですが、普段の口紅を重ね塗りして乾燥を予防するのがおすすめです。

アルビオン スーパーUVカットリッププロテクション

SPF25・PA++
3,000円
ALBION(アルビオン)公式サイト

アルビオンのリップクリームです。

UVカット効果も高く保湿効果も高いので人気のリップクリームです。
伸びが良いので普段の口紅で唇の荒れが気になる方は重ね塗りをすると防ぐことが出来ます。

強い日差しにも負けないので、日差しの強いときの使用がおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?

唇の日焼けは症状が出てから意識する方が多いです。
しかし、日ごろからケアをおこなうことで老化を防ぎます。

紫外線対策をおこなっておくと、乾燥しやすい時期も乾燥しにくい強い唇になれます。
早めのケアをおこないましょう。

毎日の日焼けケアに唇の日焼け対策も忘れないでおこなうようにしましょう!